
ボトル掛けPOPとは販促の一種で、ボトルに入った商品の首に掛けるようにして用いるPOPです。
典型的な事例はお酒の小売店などでワインにこのようなボトル掛けPOPが使われており、例えば売れ筋である旨とか新商品である旨、あるいはおいしい飲み方とかそのワインに合う料理などの情報が掲載されていたりします。
この販促広告が他のPOPと大きく異なる点は、並べられた商品群全体ではなくて個々の商品にPOPが付けられるということです。
もちろん、同じ商品であれば同じPOPが取り付けられるのが一般的ですから内容に差異はないのですが、それでも個別感や特別感があります。
そして、通常のPOPとは異なり、商品そのものに取り付けられているために、購入した人はそのままそれを持ち帰ることができます。
邪魔と思って購入直後に捨ててしまう人もいるかもしれませんが、お店側の立場ではやはり持ち帰ってもらうことを前提としたPOP作りが求められると言えます。
上にも書いたように、単に売れ筋商品だとか新商品だということだけではなく、飲み方など顧客に情報提供する内容を例えば裏面に含めておくなどすれば、そのまま捨てられてしまうようなことなくきっと持ち帰ってもらえるでしょう。
そうすることで当該商品のファンを増やし、リピート率を高めるようなことにつながるかもしれません。
ボトル掛けPOPは個々の商品に取り付けるためにコストが高くなる可能性はありますが、このように考えれば十分意味はあります。